マンション総合保険の破損・汚損補償を3分でわかりやすく解説

みなさんこんにちは。マンション保険相談センター編集部です。

マンション総合保険の基本的な補償内容は、建物にかけられる火災保険と同じです。

火災保険に加えて、マンションの共用部分に特有の被害補償を用意していたり、管理組合・理事会・役員のための補償特約を用意しています。

今回はマンション総合保険の補償内容の中でも、破損・汚損補償という項目について解説します。

破損・汚損の補償とは?

破損・汚損補償とは?

まずマンション総合保険の破損・汚損の補償は、オプションとして付けるか、基本補償に含まれているか、保険会社によって違います。

保険の案内を聞いて、「安いからと言われたプランに加入したら、実は補償の内容が薄かった」等ないように、破損・汚損補償がどの補償を指しているのかはっきりさせましょう。

不測かつ突発的な事故の損害を補償

破損・汚損補償では、「不測かつ突発的な事故」と呼ばれる被害をてん補する補償です。

言葉を分解すると、

  • 不測=予想できない、思いがけないこと。
  • 突発的=思いがけず事が起こるさま、突然なさま。
  • つまり予想もしていなかった事が突然起こった場合の事故を補償の対象とします。

    短く言うと、「うっかり」の事故です。

    たとえば、「ソファを移動しようと運んでいたところ、手が滑ってしまい床に落とした。床はコンクリートで小さな傷で済んだものの、ソファは骨組みが壊れてしまった。」といったものです。

    自分のミスだから保険で補償されないと思われがちですが、実はこういった場合の壊れたソファと床の傷は、「破損・汚損補償」で保険の対象となります。

    この破損補償というものは、基本補償のプランに入っている保険会社もあれば、オプションの特約として用意している保険会社もあります。

    破損事故という名前がどのような事故を指しているか、というのは保険会社問わずほぼ共通なので、問い合わせの際には「破損の補償」はどこに付いているかと聞けば大体伝わります。

    破損・汚損の損害事例

    マンション総合保険で補償の対象となるのは、マンション住人のミスによる損害や、加害者が不明の損害です。

    マンション総合保険で破損・汚損補償が対象とする具体例は下記のようなものです。

    破損・汚損補償の事故事例

  • エレベーターの操作パネルのボタンを強く押しすぎたようで、誰かにいつの間にか壊されていた。
  • マンションの駐車場で子供が遊んでいたところ、サッカーボールを蹴った先のフェンスに直撃させ、フェンスが曲がってしまった。
  • マンションに住んでいる方が物干し竿を交換しようとしたら、誤ってバルコニーの仕切り板にぶつけ、板を割ってしまった。
  • マンションの居住者が壊してしまった損害に関しては、破損の補償以外に、個人賠償責任保険での支払いも考えられます。

    管理組合が居住者に賠償金を求める形で、居住者の個人賠償責任保険を使うパターンです。

    マンション総合保険の破損補償では、免責金額を最低でも3万円などで付ける必要があるため、損害が少額の場合には注意が必要です。

    免責金額は一般的に言う自己負担金額というもので、たとえば3万円の免責を付けていたら3万円までは自己負担します、ということになります。

    仮に3万円の免責金額を設定していたとして、5万円の損害が発生した場合には、3万円を自己負担、残り2万円が保険から出るというふうになります。

    破損・汚損補償の対象とならないケース

    破損・汚損補償の対象とならないケース

    破損補償でも保険金が支払われない、要注意のケースをご紹介します。

    給排水管の破裂など

    マンションの事故で一番起こるとされる、給排水管の破裂等ですが、破裂による水濡れの被害は保険の対象となりますが、破裂した給排水管自体の修理は補償の対象外です。

    破損の中でも一番補償してほしい損害ですが、老朽化が原因の場合が多いためか、保険会社では保険金を支払えないとしているところが多いです。

    給排水管の事故については、水濡れの損害と、水濡れの原因調査費用に関しては、保険金の支払対象となります。

    加害者が特定されている場合

    「マンション内に修理のために入った業者が壊していった」など、破損事故について加害者が判明している場合には、その業者などに賠償金を求めるのが優先されます。

    賠償金が払われた場合には、マンション総合保険からの支払はありません。

    ただし、泥棒が入っても犯人が捕まらなかったり、加害者が不明な場合には、破損補償から保険金がおります。

    また加害者が特定されている場合でも、相手が賠償金を支払えない場合には、保険会社が契約者の損害を補てんします。

    マンション総合保険の破損補償について まとめ

    火災保険などの損害保険は、補償される場合と補償されない場合が保険会社側で設定されているので、全部を知ろうとするのは現実的ではありません。

    だからこそ、保険会社や損保代理店に問い合わせて見ると、意外なことで保険金が受け取れることもあります。

    マンション総合保険をご契約の皆様に、記事の内容が少しでもお役に立てればと思います。


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